2018年2月1日木曜日

Elgato Game Capture HD Driver(gchd)(Linux)の使い方。自分用に日本語でメモ

タイトル通り、Elgato Game Capture HD Driverの使い方を書いていきます。
動作確認できてるのは
* Ubuntu 16.04 LTS
* CentOS 7
です。

また、神器としてmacOSがインストールされた機器があり、
.appが簡単に開けることを前提としています。

ドライバのリンク : github




ubuntuで行きます。
たまにCentOS向けの話も入るかもしれません。

1. 必要らしいパッケージを入れる。
    とりあえずリドミから
  • libusb
  • make
  • cmake
  • おまけで必要ならqt5
    を入れてほしそうなので入れる。

$ sudo apt-get install git dmg2img hfsprogs libusb-dev clang make build-essential

 って書いてあったからおんなじようにすればいいかと。
 CentOSも基本的にGit,CMake,Makeとlibusb-develとか入れた気がする。
    sudo yum install -y git cmake make libusb-develみたいな…
 足りなくてもcmakeかmakeのとき言われるだけだからインストールしてやり直す。

2. git cloneする。

$ git clone https://github.com/tolga9009/elgato-gchd.git (必要なら)[出力ディレクトリ名] 

3. cloneしたディレクトリに入って、コンパイルする。
 
$ cd elgato-gchd
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ..
$ echo cmakeが通ったら...
$ make
$ echo makeが通ったらお好みで…
$ sudo make install

4. Elgato Game Capture HD Mac OS X アプリからドライバ?ファームウェア?って呼ばれてるbinファイル抜いてくる。
 mac用アプリをmacにダウンロードしてappファイルを右クリック->パッケージの内容を表示で

 Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo の中にある
  • mb86h57_h58_idle.bin
  • mb86h57_h58_enc_h.bin
  • mb86m01_assp_nsec_idle.bin
  • mb86m01_assp_nsec_enc_h.bin
の4つのbinファイルをコピーしておく。



5. コピーしたファイルを保存する。
 Ubuntu側に保存する。保存先は

 /usr/local/lib/firmware/gchdの中である。
 
 先に保存先のディレクトリを
 
$ mkdir /usr/local/lib/firmware/gchd

 で作成して、

$ echo ~/Download/elgato-gchd-firmware以下に先ほどのファイルがある場合...
$ cp ~/Download/elgato-gchd-firmware/* /usr/local/lib/firmware/gchd/

 などと実行しコピーしておく。

インストールはここまでで終わったはずです。
お好みで配信ソフトや視聴ソフト、録画ソフトなどのインストールを済ませる。

$ echo OBSをインストールする場合
$ sudo add-apt-repository ppa:obsproject/obs-studio
$ sudo apt-get update && sudo apt-get install obs-studio

ここからは使用法です。

1. 先ほどコンパイルしたドライバを起動します。
ちなみに使用中は起動しっぱなしになるため、ひとつしか開きたくないけど他の作業もしたい時などはscreenとかtabとかうまく使ってください。
sudo make installまでした場合はsudo gchdで起動できます。
してない場合はcmake前に作成したbuildフォルダの中のsrcフォルダ内にあるgchdを実行する。
$ screen -S GCHD
$ sudo gchd
$ echo make installしなかった場合はelgato-gchd/build/src内で $ sudo ./gchd

FIFO~~~~~
waiting open file. 

みたいなこと言ってたらOK. 
もし、

Can't create file. 
みたいなこと言ってたらsudo gchdをもう一回試してみる。

~~~~~
--------- OR -----------
~~~~~
みたいなこと言い出したらファームウェアのコピーができてないか、保存先間違えたか、ファイルが壊れてるか、4つ入ってないかもしれないのでチェック。


2. ドライバが作成する仮想動画ファイルに触る許可を与える。
ドライバを動かしたまま、もうひとつターミナルを開くか、screen やtabを使って

$ sudo chmod 777 /tmp/gchd.ts

と入力し実行する。

3. ストリーム先で開く。
例えばobsなら
起動した画面で
プレビューの部分を右クリックし、
追加->メディアソース
を選択する。
そしてファイルパスに(表示されていなくても)
/tmp/gchd.ts
と入力し、OKをクリックする。

おそらくこれで見れるはず。


もし緑色になったならgchd -c rgbとするべきかもしれない。

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