タイトル通り、Elgato Game Capture HD Driverの使い方を書いていきます。
動作確認できてるのは
* Ubuntu 16.04 LTS
* CentOS 7
です。
また、神器としてmacOSがインストールされた機器があり、
.appが簡単に開けることを前提としています。
ドライバのリンク : github
ubuntuで行きます。
たまにCentOS向けの話も入るかもしれません。
1. 必要らしいパッケージを入れる。
とりあえずリドミから
- libusb
- make
- cmake
- おまけで必要ならqt5
を入れてほしそうなので入れる。
$ sudo apt-get install git dmg2img hfsprogs libusb-dev clang make build-essential
って書いてあったからおんなじようにすればいいかと。
CentOSも基本的にGit,CMake,Makeとlibusb-develとか入れた気がする。
sudo yum install -y git cmake make libusb-develみたいな…
足りなくてもcmakeかmakeのとき言われるだけだからインストールしてやり直す。
2. git cloneする。
$ git clone https://github.com/tolga9009/elgato-gchd.git (必要なら)[出力ディレクトリ名]
3. cloneしたディレクトリに入って、コンパイルする。
$ cd elgato-gchd $ mkdir build $ cd build $ cmake .. $ echo cmakeが通ったら... $ make $ echo makeが通ったらお好みで… $ sudo make install
4. Elgato Game Capture HD Mac OS X アプリからドライバ?ファームウェア?って呼ばれてるbinファイル抜いてくる。
mac用アプリをmacにダウンロードしてappファイルを右クリック->パッケージの内容を表示で
Game Capture HD.app/Contents/Resources/Firmware/Beddo の中にある
- mb86h57_h58_idle.bin
- mb86h57_h58_enc_h.bin
- mb86m01_assp_nsec_idle.bin
- mb86m01_assp_nsec_enc_h.bin
5. コピーしたファイルを保存する。
Ubuntu側に保存する。保存先は
/usr/local/lib/firmware/gchdの中である。
先に保存先のディレクトリを
$ mkdir /usr/local/lib/firmware/gchd
で作成して、
$ echo ~/Download/elgato-gchd-firmware以下に先ほどのファイルがある場合... $ cp ~/Download/elgato-gchd-firmware/* /usr/local/lib/firmware/gchd/
などと実行しコピーしておく。
インストールはここまでで終わったはずです。
お好みで配信ソフトや視聴ソフト、録画ソフトなどのインストールを済ませる。
$ echo OBSをインストールする場合 $ sudo add-apt-repository ppa:obsproject/obs-studio $ sudo apt-get update && sudo apt-get install obs-studio
ここからは使用法です。
1. 先ほどコンパイルしたドライバを起動します。
ちなみに使用中は起動しっぱなしになるため、ひとつしか開きたくないけど他の作業もしたい時などはscreenとかtabとかうまく使ってください。
sudo make installまでした場合はsudo gchdで起動できます。
sudo make installまでした場合はsudo gchdで起動できます。
してない場合はcmake前に作成したbuildフォルダの中のsrcフォルダ内にあるgchdを実行する。
$ screen -S GCHD $ sudo gchd $ echo make installしなかった場合はelgato-gchd/build/src内で $ sudo ./gchd
FIFO~~~~~
waiting open file.
みたいなこと言ってたらOK.
もし、
Can't create file.
みたいなこと言ってたらsudo gchdをもう一回試してみる。
~~~~~
--------- OR -----------
~~~~~
みたいなこと言い出したらファームウェアのコピーができてないか、保存先間違えたか、ファイルが壊れてるか、4つ入ってないかもしれないのでチェック。
2. ドライバが作成する仮想動画ファイルに触る許可を与える。
ドライバを動かしたまま、もうひとつターミナルを開くか、screen やtabを使って
$ sudo chmod 777 /tmp/gchd.ts
と入力し実行する。
3. ストリーム先で開く。
例えばobsなら
起動した画面で
プレビューの部分を右クリックし、
追加->メディアソース
を選択する。
そしてファイルパスに(表示されていなくても)
/tmp/gchd.ts
と入力し、OKをクリックする。
おそらくこれで見れるはず。
もし緑色になったならgchd -c rgbとするべきかもしれない。
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